田中酒造場について

清酒『武蔵の里』蔵元直売。創業以来130余年にわたり手造りを主体に、丁寧な酒造りを続ける小さな造り酒屋、有限会社田中酒造場。
当場HPはこちら→https://www.musashinosato.com

岡山県の東北部、美作市大原(みまさかし/おおはら)地区は鳥取+兵庫の県境に近く、遠く大和朝廷以前の古代の時代から山陽と山陰を結ぶ交通の要所として発展しました。江戸時代には因幡の殿様の参勤交代の宿場町となり本陣や脇本陣が整備され今もその姿をのこしております。
当場はその因幡街道沿いの、本陣と脇本陣にはさまれた真ん中にあります。中国山地の寒冷な気候・清冷な地下水・豊かな米に恵まれ、明治初年より創業を始めました。
今では珍しい槽(ふね)と呼ばれる搾り機に、もろみを詰めた酒袋を並べ、ゆっくり時間をかけて搾ります。 創業よりの銘柄『大原白梅』や剣豪・宮本武蔵の生誕地にちなんだ『武蔵の里』を地元主体に販売しております。
明治時代の手法である山廃もと(やまはいもと)造りを復活させたり、吟醸酒に挑戦するなど日々研鑽を重ねて、 現在では、『白梅』、『武蔵の里』、『宙狐』、『山王』の銘柄を手間をおしまず丁寧な日本酒造りをモットーに手造りの酒をお届けしています。
当場の裏手にあたる国道373号線沿いに大型駐車場があり、その中に2000年4月より常時試飲のできる直売店(毎週水曜定休)を開店いたしました。
お車でお越しの場合は、どうぞ先にこちらへお立ち寄りください。